リトミック国際大会の報告
更新が遅くなってすみません
13日に東京から最終便で帰ってきました
旅行スケジュールは割と
ハードで
国際大会は今回
2日間を受講。
そしてその後は
プライベートで
TDRへ行ってきました。
まずは旅行の
一番の目的である
「ダルクローズリトミック国際大会」から少し報告しますね。
8/9の朝9:30に
東京音楽大学付属高校へ到着
国際大会は東京音大と会場を2ヶ所に分かれて行われていたので、全体の人数はわかりませんが、私たちが受けたコースは60~70名位でした。
音高の1階ホールにて
開会式があり、その後
10:00過ぎから早速レッスン開始。
先日の記事の
シルビア先生はその日と8/10の午前レッスンの担当でした。
スイス出身の先生で、いつも褒めてくださり自信を持たせるようなレッスンの仕方で、今回は
空間(スペース)を使って
フレーズや
リズムパターンを表現することを主に教えてくださり、歌も結構取り入れていました。
午後は歌を1人1フレーズずつ即興で歌ったり、ピアノを即興で弾いたりしましたが、ピアノ即興は
ドリア旋法(教会旋法・DEFGABCD)の基礎的なもので内心ホッ。
午後も2時間レッスンが2回あって、後半はあの
石丸由理先生と一緒のグループで1曲を
創作(プラスティックアニメ)で表現しました。
「
わぁ~!石丸先生と一緒なんてラッキー」と思ったのもつかの間、課題をこなすために浮かれている暇はなく気が付いたら写真も撮り損ねてしまって、ん~残念
2日目は
変拍子の表現、及び指揮と
ストラヴィンスキー 「春の祭典」を使ってプラスティックアニメ。
受講者の中にはめちゃくちゃ上手い人が数名いて、あとでわかったんですけど小さい頃からリトミックを習っている人でした。
「
小さい頃から習い続けるとこんなにも違うんだぁ・・・」と思いましたね。
彼女たちはどんな楽器でどんな風にして演奏にその成果を役立てているのか気になりました。
でも皆さんからも良い刺激を受けて普段のリトミックレッスンの
半年分は学んだと思います
初日夜には
音大講堂ホールにて
リトミックのコンサートが行われました
本当にこういったコンサートをたくさんの方に観ていただければリトミックの
素晴らしさというのが伝わるのに…
すべて良かったのですが、その中でも
国立音大の学生が行った
「風の又三郎」(宮沢賢治)を
ボディパーカッションで行っていた
プラスティックアニメ。
「圧巻」と言う言葉がぴったりな、もの凄いリズム感の良さでした
NHKの子供番組
「にほんごであそぼ」でも風の又三郎はやっていますが、あんな感じで楽器演奏ではなく言葉に
リズムをつけさらに
速さや強弱でアレンジし、ボディパーカッションを加えるのですが、とにかく凄かったです。
それと、3歳から
ダルクローズリトミックを習っている
中学生3人のプラスティックアニメにも驚かされました。
リズム感もすごいのですが、その
表現力にはとても中学生とは思えないくらい。
ダンスをさせたらすごくいいだろうなぁ~
中国や韓国からも参加者がいて、コンサートでは
ピアノ即興や
リストのピアノコンチェルトをプラスティックアニメで表現していました。タップダンスも取り入れて会場も盛り上がりましたよ
プラスティックアニメ・・・「身体の音楽化」「音楽の視覚化」を目指し、音、音楽、言葉、心、身体の融合表現すること。まず曲の分析から行い聴こえてくるリズム・フレーズなどを動きや歌・言葉などで表現します。通常のダンスが主にビート(拍)の表現に対し、プラスティックアニメはビート、旋律及び内声のリズム、フレーズ、曲想をすべて表現します。
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